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出雲人の語る出雲神話 斐伊神社の巻

何気なく神社を探してドライブしていたら 「斐伊神社」とあった。かねてから訪れたいと思っていた神社だった。斐伊川の上流、木次線の線路脇であった。祭神は言わずと知れたスサノオである。
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由緒書によれば 孝昭天皇五年にご分霊を氷川神社に移したと古史伝に記載している、とある。武蔵の国一宮であるさいたま市の氷川神社のことである。同社は大鳥居から社殿までが2kmもあるという壮大な神社で、大宮市の名前の由来でもあり、その分社、あるいは関連社は武蔵全域に多く、特に埼玉県には、氷川神社が160社以上存在するようだ。
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ところが当の氷川神社では この斐伊神社ではなく、「斐伊川の川上に鎮座する出雲大社から勧請した」としているようだ。
思うに 川上にあるのは出雲大社ではなく斐伊神社の方であり、祭神も出雲大社は大国主であってスサノオではない。
斐伊神社の社殿は期待に反し たいしたことなかった、そのせいか帰ってみたら社殿の写真をとってない!さては氷川神社も親元を出雲大社にしたのはこんなところに理由があったのかもしれぬ・・・
そこで写真は狛犬を・・・あれっ これは尻をあげてない・・・
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階段を登るとあった あった ありました もうひと組の狛犬 これが立派に尻からげ。
これこそ、スサノオの狛犬!(前回ブログで出雲の狛犬としていたものをスサノオの狛犬と訂正)
なぜ2種類も狛犬があるか?少し考えて 分かりました。社記によれば、この神社は2つの神社を合祀したものとある。ヒハヤヒコ神社のヒハヤヒコ命が一緒に祀ってある。それで使い分けたか・・などと納得。
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100mくらい離れたところに 8本杉神社があった。スサノオが八岐大蛇を退治し、再び出てこないように大蛇の8つの頭をこの地に埋め その上に杉を植えたという。
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この杉です。根本を堀り返して見たくはあるが こわくもある・・・・

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  by windyspace | 2013-03-29 08:51

出雲人の語る出雲神話 来待神社の巻

来待神社、宍道町来待にある
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拝殿の奥の社殿は三連になっている
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祭神はどなたさま、と近づいてみたら三社大明神とあった。三社?大明神??
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調べたら 中央が大物主神、左が事代主神、右が五十猛神を祀っているという。
大和の三輪の大物主をここに迎えることとなり 人々が心まちに待ったことから、来待という地名ができたとされる。
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古事記、日本書紀によれば 三輪の大物主は大国主とされるが 別神であるとの説があり、随風も別神説に同意している。大物主は天照国照彦ニギハヤヒであったに相違なかろう。大国主であれば はるばる三輪から招く要もない道理でもある。
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立派な狛犬・・・社殿よりも立派!?
前足を曲げてかがみこみ、後ろ足を伸ばして 尻を高々と誇らしそうに上げ、いまにも飛びかかりそう!
これが出雲の狛犬の姿だ。
神々も いずれにしろ 出雲の神々である。
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  by windyspace | 2013-03-26 21:45

出雲人の語る出雲神話 石見路の巻

大田市川合町 彼岸は墓参りの帰り道に 神社発見!
新具蘇姫命神社とある 聞いたことのない姫だ
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ともかく車を止めて覗いてみる
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案内には この姫は五穀の守護神 農耕の神 家畜の神とある
面白いのは 乳製品の神様であり 姫の名の蘇はチーズのこととある
むむ 聖武天皇の天平時代のの創建とあるが・・・
そうかもうチーズを食っていたのか・・・
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なかなか立派なお社で・・
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本殿の横には熊野神社もあったりして
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バス停には吉永神社とあった
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  by windyspace | 2013-03-20 23:27

出雲人の語る出雲神話 和奈佐神社の巻

偶然車から鳥居が目についた
古びた石標と端正な鳥居に惹かれた
和奈佐神社とある 聞いたことがない
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・・・と。どこからともなく ある翁が現れた
こちらの姿を見かけてやって来たものらしい
いきなり この神社はねえ、とばかりに話だした。
つれだって石段を登った。登りながらも話している。

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羽衣伝説という寓話がある。丹後国風土記に記されている。
とんとん昔、丹波の国でのこと。天女が8人降ってきて 何を思ったか ある井で水浴をした。
ある老夫婦が、隠れてじっと見ていた。やるもんだ、そのうち羽衣を一着 とり隠した。
着るものがなくて帰れなくなった天女にむかって、どうか私の子になってください、と頼んみこんだという。
ちょっとひどい話だが ここは寓話としておおめにみよう。
娘はやむなく 老夫婦と一緒に住むこと十余年という。
その老夫婦の名前が和奈佐翁と和奈佐おみな。
この神社の祭神を和奈佐彦という。つまりこの翁であろう。
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天上界でも酒を好む。その娘は酒づくりが上手だった。
一パイ飲むとどんな病気でも取り除くことができた。
酒はどんどん売れて 和奈佐家は豊かになった。
が、巨万の富を得た老夫婦は もういらないとばかりに、娘を追い出したとされる。
ひどい話だ。これは許せないという人もいよう。
古今東西、金持ちになると人が変わる、富財無情という。
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この天女 追い出されて阿波の国にたどりつき、そこでまた酒づくりで成功した。
後、その一族はこの地と交流があり、分家として移り住んだという。
思いがけぬところで 羽衣の翁に出会うことができた。
社は 山の中腹にこじんまりとあった。
説明してくれたのは 神社近くに住む83歳の人のいいお爺さん。いつまでもお元気で。
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  by windyspace | 2013-03-04 21:26

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